こちらは、バサラワールドからメディアステーション某所に突如として現れた忍術学園。
忍たまと呼ばれる忍者の卵たちの育成機関として栄える場所である。
さて、こちらはただ今謎のしゃべる鳥×2羽と、青いくの一の存在で話題が持ちきり状態。
騒ぎを聞きつけた学園長たちもその場に合流し、色々と様々な情報が共有された。
「…別の時間、別の歴史を刻む並行世界、か…。」
「にわかには信じがたい話だ。」
しかし、今までバサラワールド――“バサラークアイランド”にしか住んでいなかった家康と三成にとっては早々信じられる話ではなかった。
大方、分かっていたことではあったが…。
「でも実際、俺たちは知っているよな、ゴドウィン将軍?」
「おうとも!その者たちとも様々な交流を重ねたからな。」
一方、アキッキーを始めとする“レンジャーズストライク”と何度も“戦興行(いくさこうぎょう)”で刃を交えた経験のあるゴドウィンと杯を交わしたイスカにとっては理解できる範疇のことである。
「………。」
そんな中、一人無言で首を傾げる人物。
中世的な顔立ちのサムライ、吹雪丸である。
「…?吹雪丸さん、どうしたんですか?」
「いや…、皆の者の言葉が分かりにくいこともあるのだが…“バサラークアイランド”と言う島国の名前、初めて聞いたなと思って…。」
「…………………………は!?」
一同は耳を疑った。
吹雪丸はバサラークと言う島国を知らないだって!?
それと同時に、彼らの脳裏で考えたくもない可能性を導き出してしまった。
「おぉ〜っ!!!!」
『!!???』
…いきなり幼い子供の興奮する叫び声が聞こえた。
思わず振り返ると―――。
「ほっほ〜いっ!!!」
その子供が吹雪丸の飛び込んで抱きついてきた!?
「おわっ!?」
突然のことに吹雪丸はビックリしてしまったが―――。
「吹雪丸!久しぶりだゾ!」
その顔を見た瞬間、過去の記憶が一気に呼び起こされた。
「し、しんのすけ!?」
『ふぇ!?』
この子供と顔見知り!?
「父ちゃん!母ちゃん!吹雪丸だゾ!」
子供が大声で親を呼ぶと、その両親と赤ん坊と白い犬が出てきた。
「うお!?吹雪丸さん!」
「お久しぶりです!」
「…!!お、驚いたな…、お前たちとまた出会うとは…!」
吹雪丸はこの意外な対面に言葉をなくした。
そして、何がどうなっているのか全く分からない周囲の面々。
しかし、ダークシャドウのシズカとゲッコウは現れたこの一家についてなんとなく知っていた。
「あれって確か…、クラナガンの野原一家!?」
「うむ。人知れず様々な怪事件を解決した功績を持つという、隠れた英雄じゃな。」
春日吹雪丸(かすが・ふぶきまる)―――。
それは、しんのすけたちの住む“ミッドチルダ”と呼ぶ世界の過去の戦国時代で実在していた武人だったのだ…!
「こ、これはなんと…!」
「Surpriseだな、あんたたちがいるとはな。」
「!…独眼竜か…。」
「真田、お前も来ていたか…!」
加えて、バサラークアイランドの幸村と正宗も合流してきた。
「イスカさん!ゴドウィン将軍!」
「おっと、お姫さんたちか。」
「ミルヒオーレ姫殿下!お会いできるとは…!」
ミルヒたちフロニャルドの一行も続々到着。
一方で忍術学園の面々はいきなり続々と現れた一団に混乱を隠せない。
「ヒナ、無事でよかった。」
「兄者もな。」
「ところで、勇者たちは?」
「問題ない。先ほど合流したばかりでな。今、この空間の敵の殲滅に向かっている。」
そんななかで、イスカとダルキアン、お互いに情報を共有する。
しかし、ダルキアンのことを“ヒナ”と呼んでいたような…?
「ノイズ!」
「!?」
自分の名を呼ぶ女の子の声が塀の向こうから聞こえ、ノイズは体ごと視線を振り返って下を向く。
そこには、かつて自分と激戦を繰り広げた勇気ある4人の少女とその妖精たちの姿があった。
「プリキュアか。無事だったようだな。」
その存在を認めると、ノイズは翼を羽ばたかせ、一行の下へと降りてきた。
「その体の色…、もしかして力が…!?」
「あの亜空軍とやらの闇の力が原因だとは思うが…、少なくとも、ミッドチルダが消えてから少しずつ俺の力は戻りつつあるようだ。」
かつて倒した敵の闇の力をも増幅させる力があるとなると、やはり亜空軍の存在は侮れないようだ。
「ノイズ!パパとママは知らない!?おじいちゃんとクレッシェンドトーンは!?」
「ファルセットたちは無事なの!?」
「…いや、奴らにはまだ会っていない。ミッドチルダが丸ごとここに移ったことを考えると、この人工衛星のどこかにいることは間違いないと思うがな…。」
「……そう…。」
ノイズの言葉を聞き、気落ちするミューズとビート。
特にアコは早く親に会いたいという気持ちが強まり、さらに焦りを募らせてしまう…。
「大丈夫だよ!きっと必ず会えるよ!」
「信じましょう!」
そんな二人を励ますメロディとリズム。
この衛星の何処かにいることは間違いない!
早く探してあげよう!
かたや、突然のことが次々に起こりすぎて状況が飲み込めていない忍術学園の一行。
「…物凄くわけありな人たちだって分かったけど…。」
「誰かどういう状況か教えてよ〜っ!!!」
実は、あまりにも単純な話だが……。
メディアステーション内での新たな亜空軍の存在を察知した一行は、その現場に向かっていたのだが、その道中で偶然忍術学園を発見。
内部から聞こえた“聞き覚えのある声”を感じた上記の一行が、メンバーたちの許可をとり、一時的に外れていたのだ。
尚、無事を確認できた一行はその後、後々の合流を忍術学園の一同に約束し、再び現場へと向かっていった…。
―――ズドドドドドッ!!!!
こちらは医務室で激戦中の一行。
ベスティアの脱獄ハンターズと謎の宇宙人たちを相手に大激戦中!
「はああぁぁぁっ!!!」
「よいしょっとぉ!!!」
遅れて、魔弾戦士のチルノとルーミアも合流、周囲の戦闘員たちを一気に片付ける。
「ちっ、さすがにこいつらしぶといな…。こうなったら、デスローグ!あのカードを使え!」
「ウゴオオォォォ!」
<KAIZIN RIDE、“CANCER-ZODIARTS”“SCORPION-ZODIARTS”“ARIES-ZODIARTS”“TAURUS-ZODIARTS”>
すると、デスローグはどこからか取り出したカイジンライドカードを発動、4体の怪人を一斉召喚した!
「なにっ!?怪人だと!?」
その現れた異形の怪人たちには、体の表面に大きな何かを模る幾つかの大きな点が打ち込まれている。
みゆきたちプリキュアチームは、その怪人たちに見覚えがあった!
「体に星座…!?あれって、ゾディアーツ!!!」
「確か、仮面ライダーフォーゼが戦っていた怪人でしたわね!」
「うっとおしい奴らやな!」
これ以上敵の増援が増えたら収拾が付かなくなってしまう。
「おいおい大丈夫か!?」
そこに、騒ぎを聞きつけたトラボルトたちワンダーロボチームが駆けつけた。
「こりゃすごいことになってんな…!」
「トラボルトさん、丁度良かった!私たちで怪人たちを倒しますので、あの人たちの安全の確保を!」
「お?あの5人やな?まかしとき!」
みゆきの要請を受け取ったトラボルトたちは、自慢の硬いボディを使って怪人たちに体当たりを仕掛けて怯ませ、その隙を突く。
「ささ、こっちドス!」
「あ、ありがとう!」
そして、マナたちを医務室の外へ避難させる。
「大丈夫!?」
「&%$#$%~=&!!」
カコとファントン星人もマナたちを保護し、ようやく安全が確保された。
「てめぇら情けねぇな、ポンコツロボットどもに油断してんじゃねぇよ!」
―――カチンッ!
グロッケンのこの失言が、トラボルトを一気に怒らせた。
「おいこらぁ!今オリらのことポンコツだと言ったな!?そんな生意気野郎は今すぐ叩き潰してやる!!ダークロー、カバドス、ジシャックチェンジだ!!!」
「合点ドス!」
「やってやるっちゅ〜の!!!」
―――ジ〜シャアアァァック!!!!
すると、3体のロボットは先ほどの可愛らしい姿から一転、バイザーを装備したカッコイイ姿のロボットへと変貌したではないか!
「行くぞ!」
3体は武器を持って戦闘へ介入していった。
――ドキュウゥゥンッ!!!
さらに背後からビーム攻撃の一閃!!??
振り返ると、白黒のボディを持ったスマートな宇宙人3人がそれぞれの武器を構えていた。
「これは、ダダチームではないですか。」
ジェントは、この無愛想とも取れる不気味な一団を知っていた。
通称“三面怪人”と呼ばれる宇宙人一族・ダダ。
かつてウルトラマンと激戦を繰り広げた一族である。
「ダダ。」
「…なるほど、あなたたちも手助けに回ると。」
意思疎通ができるのか、ジェントはダダチームの言葉を理解し、彼らを信用した。
「どぉりゃあぁぁっ!!!」
―――ドゴオオォォンッ!!!
今度は別方向から開いた亜空間ゲートからの怒りの声!?
それと同時に敵を一気に吹き飛ばす雷の一閃。
現れたのは、ライオンと雷様が合体したような姿の武人と、哀しそうな顔をした青色のパワーファイター、ハートのイメージを全体にあしらったピンク色の怪人、さらにお腹ががま口になっているぬいぐるみのような怪人が現れた!
「!!…ドゴルド!?」
「アイガロン!?」
「キャンデリラにラッキューロまで!?」
「ハ〜イ、キョウリュウジャー、お久しぶり☆」
「俺たちも手助けするよ!」
「勘違いするな!俺たちの敵を他の誰かにやられるのが腹立たしいだけだ!」
すると、ドゴルドと呼ばれた雷の怪人は自身の武器に雷を纏わせてその怒りの視線をゾディアーツたちに向けた!
そしてその足で怪人に近づき―――!!!
「喰らえ!!」
―――ズバッ!!!
すれ違いざまの一閃を炸裂させた!
(…!?あの技…、以前のドゴルドの動きではない…!?)
一同が驚く中、ダンテツだけは違和感を感じていた。
以前のドゴルドはあんな技を使ったことはなかったはずだが…と。
その後、敵味方ともに増援が増えたことによって医務室の内部はさらに大騒ぎ。
ただでさえ狭い空間での大乱闘はさらに熾烈を極めることとなった。
しかし、かつては敵だったドゴルドたちがキョウリュウジャーたちの援護に回ったこともあり、戦局は優勢に進み、亜空軍は撤退を余儀なくされた。
一方、こちらはそんなエリアルベースの内部通路。
そこに一つの空間が開いた―――。
「ライオン・ロード!!!!!」
――ズガガガガガッ、ドドオオォォンッ!!!!
…と思ったら、年相応の女子高生が亜空軍の戦闘兵数体を巻き込んで蹴り倒しながら通路を滑っていったではないか!!??
「フィニッシュ!」
…と、武器を構えて通っていった通路を振り返って決めポーズをとる余裕もある。
「お嬢、しっかりと決めてくれたな。」
「これくらいのザコ、準備運動にもならないってね☆」
その後を追いかける形で、白と赤を基調とした紳士的な男も現れた。
その手には、身の丈より長いロッドを装備している。
「それはそうと…、ここは一体どこなの…?」
「…む…?近未来的な戦艦の内部のようだが…?」
少なくとも、自分たちはこんな光景を見たことはない…。
「相変わらず、腕は衰えていないようね。」
「「?!」」
ふと、どこからか女性の声が聞こえた。
しかも、その声は二人にとっては忘れられないものだった。
「今の声…!」
「まさか!?」
すると、どこからともなく一人の女性が現れた。
桃色と水色の髪、少し茶色く見える肌、露出度がやや高めの黒い衣服、後ろに浮かぶ謎の紋章。
「久しぶりね、天斎小五郎、黄龍寺美衣。」
「“オロス・プロクス”のドゥーエ・フラベラム!?」
「うそでしょ…!?“経界石”に眠ってたはずなのに…!?」
かつて二人が“次元を超えた旅”に赴く際、その最大のきっかけを作った、“経界石”の分身的存在・“オロス・プロクス”。
しかし、その旅の果てに彼らは石の中で眠りについていたはずだったのだが…!?
「確かにあたしたちはあのときにもう一度、石の中に戻ったわ。でも、別次元で起こった“世界の融合”の力が想像以上に大きすぎた…って言うか?その力に導かれる形で、あたしたちは再び目覚めたのよ。」
「別の次元で起こった、世界の融合…!?」
「つまり…、経界石の力とは違う別の力が、世界の融合を引き起こしていると…!?」
「そう…。経界石はその力に触発されている、一種の暴走状態になりつつあるのよ。」
「……。」
経界石とは別の何かが、経界石を動かしている…。
にわかには信じられない話だが…。
「本来なら、私たちもこんな形で目覚めることはなかったはずなの。でも、確実に誰かが世界の融合を望んでいる…。」
「そいつが事件の黒幕なのね…。」
「ならば、俺たちはそいつを倒すまでだ!」
「当然!あたしたちのシードピアの好き勝手にさせないってね!」
世界の境界線をなし崩しにしてメチャクチャにしようなど、そうは問屋が卸さない!
二人の決意と覚悟は決まっていた。
「あんたたちならそう言うと思ってたわ。」
大方の予想はしていたのか、ドゥーエの表情は晴れやかとも取れそうな笑みを浮かべていた。
「既にこのシードピアに、かつての旅で出会った仲間たちも迷い込んできているわ。彼らと手を組むのが得策と言うか?」
「え…!?仲間って…!?」
「何者なんだ、そいつらは…!?」
「この先に進んでみなさい。自ずと分かるわ。」
その言葉を残し、ドゥーエは姿を消した。
宇宙空間、パープル率いる亜空軍ロボット陣営が襲撃してきたエリア。
バーチャロイドたちは、別世界から転移したであろう謎のロボット4機を匿い、戦闘エリアから離れ、ようやく大列車フォートレスにたどり着くところだった。
フォートレスの警護を任されたブラックマイトガインが一行を出迎える。
「どうにか安全は確保されたな。」
デボラがやれやれと言わんばかりの口調で安堵の言葉を口にする。
「でも、なんだか怪しい気がするわ…。」
そんな雰囲気を、シルビーが不安の一言で打ち破る。
「え?…どういうことですの?」
「考えても見なさい。このロボットたちはシャドウバーチャロイドに襲われていたのよ。つまり、亜空軍にとって格好の的ってことよ。そんなカモをやすやすと見逃すような連中とは思えないのよ。」
『……!!』
どう考えても怪しい…。
全員がそう感じた、次の瞬間――!!!
―――ドドドドドオオォォンッ!!!
背後からこちらに向かって攻撃が繰り出された!!!
全員が機体のカメラを背後に向けると、エージェントXの配下の大型怪重機が襲い掛かってきたではないか!?
「…シルビーの予想は当たっていたな…。」
「しつっけぇな、こいつら!!」
さすがにこの状況下でさらに攻撃を加えられたらこちらもまずいことになりそうだ…!!
さらに亜空間から追加のシャドウバーチャロイドが多数出現!!!
すっかり囲まれてしまった…!!
「うそ…でしょ…!!」
「……っ…!!!」
謎のロボットに乗る少女たちも、再び出くわした絶望感に言葉を失う。
そして、怪重機たちが追い討ちをかけるかのように追撃を放とうとした、そのとき―――!!!
『ミラクル・ギャラクティカバスタアアァァッ!!!!!!』
―――ズバアァァァンッ!!!!!
『!!!!』
予期し得なかった大型砲撃の一閃が、怪重機たちを一瞬で葬り去ってしまった!!!
その砲撃の先を見ると、金色に輝くロボットを中心とした一団と、その仲間であろう赤い船の一団が到着していた。
大列車フォートレスの一同はその一行の姿を知っていた。
「あれは…、黄金勇者ゴルドラン!?」
「ゴルド・レジェンディオンズ…!!」
彼らが合流してきた…!!
強力な援軍の到着に、一行が安堵する。
――ズドドドドォォォンッ!!!!!
さらにどこからかの追加砲撃が放たれ、シャドウバーチャロイドたちが次々と撃墜されていった!
視線を向くと、それまで見たことのない大型戦艦がこちらに向かって接近していった。
シャドウバーチャロイドを撃墜したことから、亜空軍に敵対する者だと思われるが…!?
そのとき、謎の機体のパイロット――向坂 環の元に通信が入ってきた。
『タマ姉、無事かい!?』
「…!!!…タカ坊…!来てくれたのね…!」
タカ坊と呼ばれた青年・河野貴明―――。
特殊大型戦艦・アラハバキの艦長にして、一行の司令官でもある勇敢な男である。
『みんな、遅れてすまなかった。オレも今から戦線に合流するよ!!!』
「もお!遅いであります!!!」
「助かったわね…。」
「あんたがいれば百人力よ!!」
一行もようやく自分たちの仲間が合流してくれたことに喜びを感じずにはいられなかった。
――グオオォォンッ!!!
しかし、簡単にやられはしないと言わんばかりに、さらなるシャドウバーチャロイドが召喚されてきた!
しかもその全てが、両肩にレーザー或いはミサイルキャノンを装備した大柄の機体―――。
全バーチャロイドの中でも強大な火力を誇る“RAIDENシリーズ”だった!
『敵の増援か。よぉし!“ギガ・アームド・ドレス(G.A.D.)”出撃!この喧嘩、買ったぁ!!!!』
貴明の気合の一言とともに、特殊装備を纏った6人の乙女たちが一斉に出撃、巨大なバーチャロイド相手に果敢に挑んでいった…!!!
一方、真っ二つに割れた月面から少し遠く離れた宙域。
今までの戦いを見守るかのように浮かぶ宇宙船――小型の円形ドームの底面にエンジンがついた形の不思議なもの――と、傍らに浮かぶ玉ねぎ形の虹色の物体が確かに存在していた。
「戦いが激化してきたみたいだ…!」
ブリッジの窓から、あらゆる世界を巻き込んだ大戦争を遠巻きに見ていた一人の若者。
彼は、今後もさらに激化するかもしれない戦局を察知していた。
そう感じると、彼はコンピュータにすわり、日誌を付けた。
シードピア暦2945年×月×日―――。
シードピアの幾つもの大地が暗黒に覆われて、数週間は経っているかもしれない。
しかし、戦士たちに休息は訪れていなかった。
オリマーさんたちや先輩たちの話に寄れば、シードピア以外の別世界のものがメディアステーションと混ざり合い、前代未聞の大混乱を引き起こしているそうだ。
亜空軍と名乗る闇の一大組織――
彼らと手を結んだという数多くの異次元の敵――。
そんな彼らが世界全てを手に入れてしまったら……それこそ世界は全て終わってしまう…!
今まで付けていた日誌も、これからはしばらく手を付けられそうにない…。
これから僕たちの初陣が始まるのだから…!!! |