Phase182 フュージョンワールド・パニック
〜Research No.27:Interval Report〜


―――ドカアァァァンッ!!!!!!

「きゃああぁぁぁっ!!!!!」






亜空間に迷い込んでしまった5人の少女。

その最中で出くわしてしまった闇の怪人。

彼女たちは応戦しようとしたが、その戦いの最中で“力”を失った。

「みんなっ!!!!」

仲間と思しき4人も、敵の術中にはまり、身動きが取れなかった。

その体には、怪しげな力が込められたお札が貼られている。

「フッフッフッ…」

その戦いを楽しげに見つめる影。

それは、ゴーグルを装着し、ノートパソコンを手に持つ青年。

“サルベンジェンス”の参謀・エンターだ。

「所詮、プリキュアも力を奪えばただの人間と言うことですか。」

「そういうことだな。」

エンターと行動を共にしていた怪人も、余裕の表情を浮かべる。

「さて、お遊びはここまでにしましょう。チュウボウズ、止めを刺してください。」

「任せておけ!」

“チュウボウズ”と呼ばれた怪人は、片手に持った槍を目の前に構え、もう片手で印を結ぶ。





―――グンッ!!

「っ!?」






すると、少女たちはいきなり何かに貼り付けにされたかのような感覚に陥った。

よくみると、いつの間にか彼女たちの背後にそれぞれ四角形型の黒いプレートが出現していた。

「な、何をするつもりですか!?」

少女の問いに、チュウボウズは答えた。

「力を奪ったお前たちを甚振るのは簡単だが、それだけじゃ面白くないしな。お前たちの光を逆に亜空軍の戦力増強に役立てようと思ってな。」

その言葉に全員が息を呑んだ。

「まさか…、私たちを洗脳する気!?」

「洗脳?…違うな。」

次の瞬間、チュウボウズは信じられない一言を発した。





「“閉じ込める”のさ。手のひらサイズのカードにしてな。」



『っっ!!!!????』






「そ…そんな…っ!!!」

「うそ…でしょ…!?」

これから自分の身に降りかかる災難を悟った少女たちは、最早、恐怖するしか術はなかった。

その心臓がズキズキと痛み、その鼓動が早く脈打つのを感じるのに、時間はかからなかった。

「自分のその無力さ、存分に味わいな!」

少女たちの瞳から―――。

「お願い…っ…、やめて…っ…!!」

一粒の涙がこぼれた瞬間―――。







――宇宙忍法・“聖戦士封印の術”!!!

―――ピカアァァァッ!!!

「やめてええええぇぇぇぇぇっ!!!!!!」




















































―――ガバッ!!!!!







………少女は叫び声と共に目を覚ました。

額には汗が浮かび上がっており、体は恐怖による震えが止まらず、自分で自分を抱きしめる…。

「……っ…。」

悲しみとも恐怖とも取れる表情。

自分の今までの戦いの中でもとても辛い経験だったのは、言うまでもないかもしれない…。

「……マナ。」

「!」

名を呼ばれて両肩に添えられた手。

一瞬ビビッたものの、振り返った瞬間、自分を見つめるその顔が、見知った自分の幼馴染だということに気付いた。

「六花(りっか)…!」

その周りにも、自分の仲間たち3人が心配そうに見つめていた。

「みんな…っ…!」

耐え切れなくなったのか、マナは六花に抱きついて静かに泣き始めた。

「無事で、よかった…っ…!」

「…うん…!マナも……!」

そんな二人にもらい泣きしたのか、それとも“恐怖から解放された脱力感”か、仲間たち3人も二人に寄り添うようにして抱きついた。







―――プシューッ







空気が抜けるかのような音と共に開け放たれた扉。

そこに現れたのは、少女たちとほぼ同年代くらいの印象を持つ少女だった。

「みんな、気が付いたんだね。」

そしてその背後には、いかにもそれらしいオレンジ色のボディの宇宙人が控えている。

「#$*+%&#+?%%&」

当然ながら、何を言っているのか分かるはずがないのだが…。

「あの…あなたたちは…?」

マナと言う名の少女は、恐る恐る二人に話しかけた。

「あたしはカコ。そして、この子は“ファントン星人”。この浮遊基地“エリアルベース”のサポートメンバーよ。」



















































メディアステーション某所の芸能事務所・765プロダクションも実は、亜空軍の大襲撃の混乱に巻き込まれていた。

当然、765プロのアイドルたちも例外に漏れず、亜空軍の戦闘兵たちにいきなり襲われて大ピンチ!!









…かに思えたが…。











「うええぇぇぇ〜〜〜ん!!!!!!!」

―――ガオオオォォォッ!!!!!!

『なんかすごいのでたあぁ!!!!!』








“ちびき”と言う名の生き物の大泣きと同時に2匹のドラゴンが召喚されるわ。





―――みょみょみょ〜んっ!!

―――ズドオオォォォンッ!!!

「のぎゃあああぁぁぁ!!!」






“いお”と言う名の生き物によるおでこからのチャージショットの一閃が繰り出されるわ。





「まきょっ、まきょきょきょっ!!!」

―――バキバキッ!!!

―――ドゴゴッ!!!






“まこちー”と言う名の生き物が強烈な格闘攻撃を繰り出すわ。





「はるかっかあぁぁ!!!」

―――ズドドドドド……!!!

「ひえええぇぇぇぇっ!!!!」

「おたすけええぇぇ!!!!」








“はるかさん”と呼ばれる生き物に追いかけられた戦闘兵たちは―――。





「ぽえぽえぽえ〜っ!!!」

―――ザクザクザクザクザクッ!!!

―――ズドドドドドッ!!!

『むぎゃぎゃぎゃぎゃっ!!??』






“ゆきぽ”と言う名の生き物が瞬時に作った、いくつもの落とし穴にはまるわ。





……とにかく襲った場所や出会った相手が悪すぎたのか、襲撃した戦闘兵たちは、765プロ一同が“ぷちどる”と呼ぶ、人間に似た謎の生き物たちによって片っ端からボコボコにされて、返り討ちにあってしまったのだ。





おかげでその結果―――。







戦闘兵たちはまるでゴミ溜めのように積み上げられることに…。







「いやはや、はるかさんたちのおかげで助かったよ。」

「ぷちどるたちも結構役に立つね。」

事務所専属プロデューサー一同も、事態をようやく収拾できたことに胸をなでおろす。

「でも…事務所、ボロボロになっちゃったわね…。」

一方で頭を悩ませているのが、プロデューサーと事務員を兼任している秋月律子。

襲撃によって被害を被った事務所の修繕のことについて考えている。

「あれ?りっちゃん」

「あずさお姉ちゃんいないよ?」

「え゛っ!!??」

ふと、事務所のアイドルの双海亜美と双海真美の一言で律子の背筋が凍った。

周囲を見渡してみれば、確かに彼女の姿が居ない…。

「もしかして、また迷子ですか…!?」

「あの人はいつもこれだ…。」

プロデューサー一同は頭を抱えそうになったが…。







――シュバッ!!

――ズドンッ!!!

『むぎゃっ!!!???』








突如プロデューサーたちの真上から複数の影が降ってきた。

「「あ、あずさお姉ちゃん!!」」

そのうちの一人は、765プロのアイドルメンバー最年長の三浦あずさだった。

「すみませ〜ん、三浦あずさ、ただいま戻りました〜。」

その声に反応した四条貴音と如月千早が、一斉にかけよる。

「あずさ。無事でなによりです。」

「どこ行ってたんですか!?心配したんですよ。」

「あらあら、ごめんなさい。」

そんな彼女の傍らには―――。

「あらー。」

あずさをSD化したような大きさの不思議な生き物も混じっている。





さらには―――。





「いった〜い。」

「あい。」

赤ん坊を抱えた、真っ黒な衣服を纏った中学生くらいの年齢の金髪の少女と――。



「「「「キュ〜…」」」」

それぞれピンク、青、オレンジ、紫色の髪を持つ4人の男女。



「も〜、一体ナンなのよ。」

傍らのピンク色の移動販売車と一緒に飛ばされてきたオカマっぽい人物――。



「いきなりだったからびっくりしちまったぜ…。」

ヘッドホンを首にかけた、いかにもラジオのDJのような風貌の中年男が巻き込まれていたようだ。



「えっと、あずささん、その人たちは?」

我那覇響が巻き込まれた人たちについて質問すると――。

「この人たち、化け物たちに襲われていたようだったので、“みうらさん”の力で助けてあげたのです。」

「あらー。」

“みうらさん”と呼ばれたこのあずさ似の生き物、瞬間移動能力があるようだ。

「それって…どのあたりだったの?」

「えっと……。」

その質問に対して10数秒考えた後―――。







「どこだったかしら?」







笑顔でさらりと口にしたその発言。

その瞬間、765プロ一同はそろってこう思った。





やっぱりまた道に迷ってたな!!??……と。





「あの〜…。」

「ところでさ…。」

「いい加減に僕たちを…。」

「助けてくれない!?」

ふと、あずさたちの下から声が聞こえた。

視線を下に向けると―――。





『あ。』





ずっと彼女たちの下敷きになっていたプロデューサーたちのことをすっかり忘れていた…。



















































所変わって、月面上空の大型空母基地“エリアルベース”。

メフィラス星人・ジェント率いる“エリアルギルド”の活動拠点である。

そのメインブリッジでは、今回の月面戦に参戦した一行の代表メンバーたちが集結しており、お互いの情報交換を行なっていたところだ。

「我々の住む“ベスティア”に加え、“ミッドチルダ”や“バサラワールド”までもが、この“シードピア”のメディアステーションと融合してしまったとは…。」

その会合の中心は、ギルドの司令官・ジェントだ。

「しかし、いかに亜空軍が無限の闇の軍勢とはいえ、それほどの科学力と技術を有しているとは思えませんが…。」

「いえ、今の亜空軍だったら考えられない話ではありません。」

アキッキーが自身の体験も交えた情報を話す。



彼らの手には、ボクの故郷の世界・ルヴェラから奪った“闇のアーカイブ”と言うロストロギアの存在があります。

その中に封印されていた魔天使のブラジラの力なら、不可能ではありません。

奴の持つ“天装術”は、天変地異を操ることも容易なほど、強大な力なのです。




「この次元世界の融合、ブラジラを倒さない限りは簡単に収拾がつくことではないと思いますが…。」

その話に、サコミズと舞人も賛同する。

「それに、数時間前にミッドチルダの存在そのものが消失したと言う報告も“プロヴィデント・フォートレス”に来ているそうだ。そのことを考えても、事実と受け止めざるを得まい。」

「これもブラジラとか言う者の仕業であれば、事態は急を要するかもしれない。」

事態は深刻。

彼らの言葉がそれを物語る。

それに事実、自分たちの世界のベスティアも亜空軍によってほぼ壊滅状態に陥っていることを目の前で目撃してしまえば、尚更な話である。

もしベスティアも、ミッドチルダのように忽然と消滅してしまったら…?

それだけは避けなければならない。

「ふむ…。よろしい。ブラジラと亜空軍の討伐のため、我らエリアルギルドも連合軍の一部隊として加盟し、改めて君らに協力しましょう。」

正式に連合軍への合流が決まったエリアルギルド。

即戦力がさらに増大した形となった。

「一段落したところで、いいかしら?ちょっと気になることがあるのよ。」

ふと、ここで、ミッドチルダの近代国家のひとつ“イストファンタジア”の一大企業“森羅カンパニー”の取締役・八雲紫が話を切り出した。

「姫子ちゃんと千歌音ちゃん…だっけ?どうしてあんたたち“GUNDAM”の力を持っているわけ?

「「え?」」

予期せぬ質問に二人は目を丸くした。

「あの…それ、私たちが聞きたかったことなんですけど…。」

「うん。ミッドチルダでもGUNDAMが作られたなんて初めて聞いたわ。」

二人の言葉に、シードピアで暮らしていたアキッキーも賛同する。

「ボクもだ。それに、シードクリスタルがミッドチルダにも飛来していたなんて知らなかったし…。」

お互いの世界にとって、シードクリスタルの存在とGUNDAMの開発技術は自分たちの世界のものだと思っていたのだから…。

「うんうん、みんながそう思われるのも仕方ないであります。」

その会話に加わったのは意外にも、エリアルギルドの同盟軍である特殊部隊、通称“ケロロ小隊”のリーダー・ケロロ軍曹だ。 何かを知っていそうな意味深な言葉を聞いた一同は、ケロロに視線を向ける。





「みんなが手に入れられたGUNDAMの力は、元々は“一つの存在だった”のでありますから。」





―――元々一つだった!!!???





ここで、ケロロに代わって説明しよう。

シードピアやミッドチルダと言う世界が誕生する遥か以前、とある次元世界で、プラズマ界全ての掌握を目論む強大な闇の力が存在した。

その闇に対抗するべく立ち上がった一つの巨大な光がある。

その名は―――“巨神ガンダム”と呼ばれる存在である。

光と闇の戦いは、互いに互角の力をぶつけ合い、両者一歩も引かないほどの熾烈を極めていった。

ほんの僅かな差で巨神ガンダムが辛くも勝利を収めるも、どちらも力の全てを出し切って戦い続けた結果、巨神ガンダムは自身の元の体を留めることが出来なくなってしまった。

しかし、自身が消えた後もまた新たな闇が生まれるかもしれない。

それを危惧した巨神ガンダムは、自分の力を幾つもの結晶体として分離させ、何処かの世界の人間たちに後の希望を託すことにしたのだ。

その幾つもの結晶は後に、多くの人間たちによって“シードクリスタル”と言う共通の名で呼ばれるようになり、あるときは人間の潜在意識の証として、あるときは力を秘めた宝石として、あらゆる世界で重宝されるようになり、その結晶に宿った古代の記憶が、GUNDAMアーマーと言う鎧として転生を遂げたのだ。





「…巨神ガンダムの欠片・シードクリスタル…。」

「GUNDAMの存在は、巨神の大いなる力の断片だったってことね…。」

だれも知る由もなく、予期さえしえなかった共通点。

太古のプラズマ界の巨神の存在。

言葉にすることの出来ない衝撃に、一同は沈黙した…。







―――プシューッ







ふと、扉が開いた。

「あ、悪い。まだ話し中だったか?」

「ダイゴか。構わんぞ。」

キョウリュウレッドの桐生ダイゴが入ってきた。

「トリン、親父たちがこっちに着いたぞ!」

「!?…ダンテツたちが!?」

―――ガオオォォ!


同時に、エリアルベースの外から響いてきた恐竜と思しき咆哮。

それが、キョウリュウジャーの相棒・獣電竜たちであるということに気付いたのは、それから少し後のことである。

























「ええぇぇ!!??」



一方、エリアルベースの通信施設を借りて、一人、メディアステーションと通信をしているNEXT。

しかし、通信先のミクからの報告を受け取り、思わず大声をあげてしまった。

「またスーパー戦隊が大量に覚醒したのか!!??」

『うん、そうなの。しかも17チーム・合計66人も。』

「いやいやいや、いくらなんでも多すぎでしょ!!?」


まさかここまで適合者が大勢見つかるなんて思いも寄らなかった。

「どれだけ適合率が高いんだ、このシードピアって…!?」

『実はそれだけじゃなくって…。』


ふと、なぜか言葉を濁したミク。

まだ何かあるのか!?



『その新しい戦隊の一部、“シードピア以外の世界の人たち”から適合者が出ちゃったらしいんだよね。』

「うそおぉぉ!!??」




シードピアの住人ならまだしも、異世界のメンバーたちもスーパー戦隊に!!??

亜空軍の力による混乱の影響であることはうかがえるが、まさかの展開が多すぎてNEXTのCPUもオーバーヒートを起こしそうだ…。

「冗談じゃないよ。こっちもこっちとて色々と大騒ぎだったって言うのに!」

『え!?…それ、どういうこと!?』

「実はな…。」










NEXTはアキッキーが亜空間で彷徨っているときの出来事を報告した………。









『“ゴーバスターズ”に“キョウリュウジャー”!?…そんなスーパー戦隊、聞いたことないよ!?』

「オレだって今さっき聞いたばっかりなんだ。仕方ねぇよ。」


未知なるスーパー戦隊が2チームも現れると言う未曾有の事態は、プラズマ界の歴史を大きく揺るがしかねないかもしれない。

「それに、“ゴーカイジャー”って言うチームが何者かって言うのも全然分かっていないし、それも含めてしっかり調査しなければな。」 NEXTの言葉を受け取ったミクは力強く頷いた。

























一方、こちらはエリアルベースの甲板。

そこで一人静かに佇む宇宙人。

片手に大きな鋏を持ち、首元には赤いスカーフ、その顔つきはカニにも見えそうな存在。

エリアルギルドの主力部隊“ラッシュハンターズ”の宇宙忍者・バルタン星人のバレルである。

見ようによっては黄昏ているようにも見える静かな佇まいで、彼は一人、休息していた。

「………ん?」

ふと、何かが自分を見つめていた。

青いボディと赤い眼を持つ恐竜が、自分の傍に来ていたのだ。

「お前は確か…、アンキドンとか言ったな?」

バレルには見覚えがあった。

トリンがエリアルギルドと共に狩りをしていたときに、その仲間として紹介してもらったときがあったのだ。

徐に、左手でアンキドンの顔をなでる。

気持ちいいのか、アンキドンは喜びの声を上げる。

「フッ…。」

近づいてみれば、意外と可愛く見える。

獣電竜も例外ではないのかもしれない。

「しかし、さすがは獣電竜、その鋼の体は外宇宙にも適応していると言うことか…。」

視線を動かせば、アンキドンと共にこの世界に合流したであろう、グレーと紫と銀色の獣電竜の姿も確認できる。

その後ろには、キョウリュウジャーと共に戦ったガブティラたち6体の獣電竜たちも居る。

「十大獣電竜勢ぞろい、か。」

「こいつらの顔を見るのも久しぶりだな。」

ふと、マグマ星人のマグナと、ガッツ星人のガルムも合流してきた。

二人も獣電竜たちを見たことがあるのか、どこか懐かしんでいるようだ。

「トリンがこの世界に来ていたと言う時点で、薄々予想は出来ていたがな。」

「こいつらと再び戦えるって思うと、これからが楽しみだぜ。」

「連合軍の勝利の布石となるよう、俺たちも気合を入れねばな。」

士気が少しずつ上がってきたのか、3人はさらなる激戦に躍起になりつつあった。







「確かに、これだけ“力が継承されている”とあればね。」

「「「!?」」」







いつの間に横に!?

3人が一斉にそう思って視線を向けると、少々露出度が高そうな黒い衣服を纏った一人の女性の姿が。

「あら、びっくりさせてごめんなさい☆」

笑顔で挨拶する女性に、3人は何か違和感を覚える。

敵意が感じられないのだ。

「いきなりで悪いけど、ここにいるアカレッドたちのところまで通してくれるかしら?」

「「「!!??」」」

アカレッドの名前を知っている!?

「てめぇ、一体誰なんだ!?」

マグナの問いに対して、女性はこう答えた。







「あたしはカレン・フッケバイン。“海賊戦隊”の生き証人よ。」



---to be continued---


☆あとがき
決戦前のインターミッションとなった第182話、新たな合流メンバーが多数登場する一方で、去年辺りで予告していたぷちどるたちの大活躍も描く運びとなりました(笑)

さて、同じ頃、ついに連合軍と本格的接触を果たすカレン、彼女の存在がゴーカイジャーとの架け橋となるのか否か、次回以降の展開で掘り下げていきたいと思います!!



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