シードピア緊急告知
〜新たなベストマッチ〜


シードピアが崩壊してから間もなく、再び戦いの時が訪れた。





そんな状況下、俺――永島謙二郎は未だに信じられなかった。

敬愛していたパトリック・ザラ議長が偽者だと知り、世界が異形の存在で壊され、さらにはコーディネイターの存在意義すらも覆されてしまったのだ。

俺の中でずっと信じてきた世界の全てが脆くも崩れ去り、目の前が真っ暗になっていた…。





しかし、俺と同じ“ファントムレイダーズ”や“エターナル・フェイス”のメンバーたちは、そんな状況に屈するどころか、命がけで大きな敵に立ち向かおうとしている。



俺より少しだけ年齢が低いのに、立ち向かっていく遼希と梨生奈。



ナチュラルとの隔たりを超えて分かり合おうとするルナマリア先輩。



俺はそんなみんなの考えが理解できなかった。

ナチュラルと一緒に戦って得することなんてあるのだろうか…?

そもそも、共闘する意味なんてあるのだろうか…?



戦いが続く中で何度も自問自答を繰り返す俺の頭の中は、今にも爆発しそうだった…。



「閉じこもって唸る暇などないぞ、少年。」



そのとき、俺に語りかけたのはあの大神官だった。



「己に問いかけても答えが出ないなら、戦いの中で見出すのもまた方法だ。」



その言葉と共に手渡されたのは、俺の新しい力だった。



「そのベルトの力で、勝利の法則を組み立てるがいい。それに、光の中に足掻こうとする闇もまた動いているようだしな。」



「お前、俺を笑ったか?お前は地獄を実際に見てきたか…?」



「だが地獄を味わっても、変わらないものがある!!」



「それは永遠に続いているもの…トモダチの力……“絆”だ!!」



「たとえ、闇に進んで行っても足掻いている光の力、見せてやろうぜ!!」



………そうだ、悩んでいても考えていても仕方がない!

俺の手で見つけてみせる…!



<Change、KICK HOPPER!!>



<DRIVE、Type“MIRACLE”!!>



「闇の力、お借りします!!」



<Wake up, Burning!! Get,“Cross-Z” DRAGON!! Yeah!!>



<“RABBIT”!> <“TANK”!>

BEST MATCH!!>








ナチュラルと共に戦う先にある、俺たちの答えを!!!











SEEDPIA CRISIS
フュージョン・ワールドパニック
CONCLUSION




<Coming Soon the NEW HERO!!!>









さぁ、実験を始めようか…!!








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