〜超緊急事態発生!!!!!!〜


ここはシードピア・アンダースタジオドーム。

いよいよ最終決戦の本撮影開始・・・と思いきや現場は大混乱の真っただ中にあった。









 アキッキー「カメラ、コックピット内のメンバーの表情をちゃんと撮っていって!!」
 カメラマン「はい!!」
音響スタッフ「監督、ここのシーンのBGMはなんで行きます?」
 アキッキー「この曲でいって!!」


本来この後のメインキャラであるはずのアキッキーは現在、監督モードでスタッフたちに指示を出していた。

(ハァ〜、やっぱりこうなると思っていたんだよな〜…。チーフももう少しシナリオの配分考えてくれよ〜…。)

実は前回(200話中編)の感想で心配していた通り、最終決戦の尺が1本に入りきらなくなり、急遽アドラメレクから救出されたメンバーと救出組のパート及び亜空間での戦闘パートを繰り上げて撮影することが決定し、先日コースケからメールを受けたアキッキーを中心に全員が混乱の中撮影を行っていた。
【※なお、上記の件はほぼ実話である(実際繰り上げパートの原案はアキッキー担当)。】





ちなみにどれぐらい切羽詰っているかというと・・・・・









リエラ「クルト、カレー10人前、大至急追加して!!」
クルト「ああ、分かった!!」
ゆうこ「おにぎり、お待たせしました!!」
クルトとリエラが“ハピネスチャージプリキュア”のゆうこと共に食事の炊き出しを行っていたり・・・



魔導のスライ「アカツキさん、装備忘れていますよ!!」
   ピュラ「泰水ちゃん!メイク室開いたわよ!!すぐメイクに入るから来て!!」
“ダークネスファイブ”魔導のスライが小道具管理、ピュラがメイク室の割り当ての確認をしていたり・・・



  大河「ちょっと!もうすぐ撮影なのにトモヒロさんがいないわよ!!」
エンター「さっきトイレへ行ってくるって言っていましたよ。」
大河とエンターがこのパートのキャストの現状を確認していたりetc・・・・







この様に善悪問わず出番が終わった、或いは出番待ちのキャラ達がスタッフの手伝いをしている状態である。

もちろん切羽詰っているのは裏方だけではなかった。





 セシリア「すみません、私のスナイパーライフルはどこにおいていますの?」
アキッキー「セシリアちゃんのライフルは・・・第3小道具倉庫!!
      入口にヴィライアスとグロッケンがいるはずだから確認とって!!」
  あかね「監督、アクションシーンの動きの確認をしたいんですけど・・・・。」
アキッキー「アスラン、ちょっとあかねちゃんの立ち回りの相手役になってあげて!!」
アキッキーも撮影班に指示を出す傍ら役者たちのサポートに回っているため、てんやわんやの状態だ。







ドロンジョ「監督〜。」

するとそこへドロンボーの3人が慌てた様子でやってくる。

アキッキー「どうしたんだい?」
ボヤッキー「それが、アキッキーさんに会いたいという人たちがいるんですよ。」
トンズラー「何でもこのパートに関係あるとか言っていたでマンネン。」
アキッキー「あっ、そうだった!!亜空間パートのキャスト全員集合!!」
突如アキッキーはキャスト達に招集をかける。
 アカツキ「どうしたんです?」
   出川「監督、切羽詰ってんだからいきなり招集するなよ・・・。」
アキッキー「ごめん、ごめん。実は、君たちのパートに“新たなメンバーが参戦することが決まった”から
      その報告と新たな仲間の紹介をしようと思って・・・・。」
   一同『ええ〜〜〜〜っ!!??』
アキッキーのいきなりの爆弾発言に驚く一同。
   大野「ちょっと待ってください!新規作品が入るなんて聞いてませんよ!?」
アキッキー「ボクだって前回ドラえもんズとドロンボーが入るって知らなかったんだよ!!
      大丈夫、チーフにはもう了承はとってる!!」
    箒「で、どんなメンバーなのだ?」
アキッキー「うん、みんな入ってきて!!」
アキッキーに呼ばれ入ってきたのは以下の面々だった。



・どこか冷静な輝きを瞳に秘めた青年

・黒髪のロングヘヤーでお嬢様といった雰囲気の少女

・肩が出たシャツを着たセクシーな少女

・金髪ツインテールで腰に何かの生物を模したデザインのポーチを身に着けた少女

・左右違うニーソックスを履き背中になぜかピンク色の対戦車ライフルを背負った幼い外見の少女

・模範的ともとれるメイドの格好の少女

・どこかけだるそうな雰囲気を見せなぜか左腕がロボットの様なアームの少女


    青年「ここがシードピアクライシスの撮影現場か。」
   ニーソ「ものすごく大騒ぎなのよさ。」
ツインテール「でも本当に広いわね。美浜学園の何倍あるのかな?」
  セクシー「さあね。でも本当にすごいよ。」
   お嬢様「アキッキーさん、今回は参加の件どうもありがとうございます。」
 アキッキー「本当、来てくれてありがとう。・・・というわけで・・・・ほらみんな、挨拶して。」
アキッキーに言われメイド少女が前に出て一礼した後、一言言った。







メイド「殺すぞ。(ものすごい笑顔)
 一同『!!!!????』




まさかのメイド少女の第一声にドン引きする一同。
   小萌「な、なんかいきなり死刑宣告されたんですけど!?」
アキッキー「ちょ、ちょっと待ってて。」
そういって亜空間パートのメンバーから少し離れ先ほどのメイドとロボットアームの少女を呼ぶアキッキー。
アキッキー「一姫さん!なに幸ちゃんに吹き込んでいるんですか!?」
 風見一姫「あら、遅れての参戦ですもの。自分たちはできるということを証明しただけよ。」
アキッキー「だからって完全にみんな引いてますよ!!幸ちゃん、お願いだから通常運転で行って、お願い。」
  小嶺幸「わかりました。」






……何やら癖のありそうな新たなメンバーを加え撮影は進んでいく!!




<一方その頃…。>

 空課長「まったく、どうしてくれるのよ、この予算オーバーも同然の事態!」
コースケ「僕だってここまででかくなるなんて思わなかったんですから!」
 空課長「言い訳無用!!この落とし前はいつかきっちり片付けてもらうわよ!」
コースケ「どうして僕が!?」
 空課長「元はといえばあんたが書き始めたんでしょ!?当然の結果よ!!!」
コースケ「そりゃそうですけど…。(凹)」
 空課長「ところで、アキッキーの連れて来たあの面子、なんというか…絡みづらくない!?」
コースケ「そうですね…、僕だって彼らについて全く知らないものでして…、
     なんというか…、“押し切られた”って言うような感じです…。」
 空課長「…ホントに収拾付くのかしら、この撮影…」

<次回予告!!!!>







アドラメレクの戦いが終わり現状を確認する強襲組一同。





一方、亜空間で戦う面々の前にとんでもない敵が現れた!?







「バカな・・・ウルトラ兄弟だと!?」







立ちふさがったのはアキッキー達と一緒にいるはずのウルトラ兄弟!?





この危機に鋼の巨神が一同に集結する!!





「火炎合体!ファイヤーダグオン!!」

「機獣合体!シャドーダグオン!!」

「雷鳴合体!サンダーダグオン!!」

「超星神ガルーダ!!」

「超星神ドルクルス!!」

「超星神ガンシーサー!!」

「超星神リヴァイアサン!!」



<毎度ご乗車ありがとうございま〜す。トッキュウオー完成いたしま〜す。>

『乗車完了!トッオー!!』








そして……新たな光の継承者……!!!???







「みんな、行くぞ!!」







<GUNDAMアーマー、ビルドアップ!!>











Phase200 “Half-Time section”
『反旗のもとに集いし絆』








『オレ達には見えてる、お前たちの終着駅が!!』






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