『GUNDAM、お前たちはまもなく、あの亜空間に乗り込み、“タブーの完全消滅”という使命を背負わなければならなくなる。』
――――それが、このプラズマ界の危機を救う、たった一つの方法だ。
シードピアから辛うじて脱出し、一息ついたかと思われたキラたち5人だったが、突如として現れた謎の青年の言葉に驚きを隠せず、終始困惑していた。
「…なぜ僕たちが?」
『お前たちは“人類の絆”を守るために受け継がれてきた存在。その願望こそが、ファーストコーディネイターの意志でもあるからな…。』
「!?」
―――ま、今ではそれを知る連中はほとんどいないがな。
聞き捨てならない言葉を口にした青年に、キラはその真意を問おうとしたが、その直後、周囲は元に戻っていた。
『時が来れば、俺もお前たちの戦いに力を貸そう。死ぬなよ、GUNDAM。』
その言葉を最後に、青年の気配は途切れた。
今のは一体なんだったのだろうか、さっぱりわからない…。
ただ一つ言えるのは、今のは決して夢ではないと言うことだ……。
「ふぅ…ひとまず、一息つけられたわね…。」
タイタニア・イージスの付近で、ようやくつかの間の安息に入ったマリュー。
ヤフキエル事件、テレゾンビ事件と、立て続けに未曾有の事件に巻き込まれたがゆえ、気が張ったムードが続いていたのだ。
チームの司令官と言えど、安息も必要だ。
「ラミアス司令。」
背後から聞こえた軍人気質の女性の声。
チームの作戦参謀のナタルだ。
「ナタル、お疲れ様。」
マリューが缶コーヒーを差し出し、ナタルは躊躇いも無く受け取る。
「それで、何かあったかしら?」
「はい、先ほど情報が入りまして、何でも、今回の一件に際し、L.S.、B.C.F.及びE.F.に、D.S.の最新MSを特例として譲渡することを検討しているそうです。」
「え?」
マリューも、D.S.に関する様々な話を聞いているものの、まさか既に最新鋭の機体を造っていようとは…。
「…それはありがたいことだけど…、わざわざそんなことまでしてもらっていのかしら…。」
「彼らの厚意は、今までにおいても充分すぎるくらい受け取っているがゆえ、自分としてもこれ以上それを受け取ると言うのはどうかと思ったのですが……、今後の状況を考える上では、戦力の増強と言うのは、見逃せないことと思われます。」
「…確かにそうよね……。」
どうやら少しだけでも視野に入れておいたほうが良さそうだ……。
「それで、そのMSは?」
「現在、てれび戦士に協力を依頼して、量産させているそうです。打ってつけの機械が彼らにはあるとのことで…。」
いつのまにそんなものを?!
てれび戦士、侮るなかれ、とは言ったものだ……。
「てれび戦士の根回し、案外効いているもんだろ?」
「「!?」」
背後から聞こえたのは、二人にとっては忘れかけていた声。
特に、マリューにとっては忘れるはずのない声だった。
振り返るとそこには、かつて自分たちを襲撃してきたB.C.F.のリーダー格と思しき、仮面の男だった。
すると、自分たちの下に歩み寄る傍ら、被っていた仮面を自ら外した。
「…久しぶりだな、二人とも。」
その言葉と共に見せた顔。
それは、ライガーシールズたちにとっては思ってもいなかったものだった。
最後に見たときより、金色の髪が若干伸びているのが窺えるが、あどけない表情と調子のいい声を聞けば、彼を見間違うはずがなかった。
「…フ…フラガ…隊長…!!??」
予想だにしなかった人物の登場に、ナタルの声もさすがに震えた。
また、偶然にもその場を通りかかったトール、ミリアリア、ニコル、カナード、カガリ、アンディ、さらには整備作業に追われていたバックアップスタッフのエリカ・シモンズとコジロー・マードックも、突然戻ってきた自分たちの兄貴分の姿に、眼を見開かざるを得なかった。
そして、何よりも彼の復活に一番信じられない面持ちだったのは、他ならぬマリューだった。
「ほんとに……、あなたなの…!!?」
彼女の戸惑いを隠せない声に、仮面を外した男は……。
「…あぁ。」
笑顔で肯定を示した。
―――ただいま、マリュー。
優しいその言葉に、こみ上げてきた感情が一気に溢れてしまったマリューは、はばかることもなく駆け寄り―――。
「ムウ〜ッ!!!」
愛する彼―――ムウ・ラ・フラガの胸の中に飛び込んだ。
そして彼も、久方ぶりに感じ取る恋人の温もりを離さんとばかりに、彼女の体を受け止めた。
さらにマリューの声が引き金となったのか、カガリたちも彼の元へと駆け寄った。
「フラガ隊長!」
「お帰りなさい!」
「ご無事で、何よりです!」
「良かった…!!」
胸の中で歓喜の涙を流すマリューを優しく撫でつつ、泣き笑いの表情を浮かべる仲間たちの懐かしい顔を、笑顔で出迎えるムウ。
そんな彼らの背後から、アンディとカナード、そして整備スタッフのエリカとコジローも合流する。
「フラガの旦那、よく生きてたな…!」
「またお会いできるとは…!」
「お帰りなさい、隊長!」
「全く、心配かけさせやがって…!」
さすがに何年も顔を見せないと、雰囲気も変わって見えるかもしれない。
だが、この分だと、彼らは相変わらずのようだ。
「ムウ…っ…良かった…、生きてくれて…!!!」
懐かしい彼のぬくもりに、マリューの溢れかえった涙は留まることがなかった。
そこに、気持ちを少し落ち着けたナタルが、話しかけてきた。
「それはそうと、フラガ隊長、どうして今までB.C.F.に?生きていたのであれば、すぐに我々の元に合流しても良かったはずでは…?」
「あぁ…、それなんだけどな……。」
「それだったら、わたしが説明するわ。」
「「!!?」」
またしてもナタルとマリューにとって予想外の人物の声が聞こえた。
視線を向くと、そこに居たのは“オルカファイターズ”のチームユニフォームに身を包んだ女性士官の姿が。
「ラミアス司令、バジルール長官、お久しぶり。」
「み、美沙さん!!??」
オルカファイターズの中心人物の一人、山口美沙だ。
どうやら様子からして、マリューとナタルの知り合いのようだ。
「貴様、今まで一体何処に!?」
「二人には知らないでしょうけど、わたしは今までダイダルストライカーズとして活動していたの。それに、フラガさんが生き残った要因も、わたしたちダイダルストライカーズが大きく関わってるのよ。」
――――――!!??
聞き捨てならない告白に眼を丸くした一同。
フラガの命を助けたのもダイダルストライカーズだとでも言うのだろうか!?
美沙は、困惑するライガーシールズたちを尻目に、そのときの話を語り始めた………。
あれは、シードピアの忌まわしい記憶とも言うべき“サイクロプス戦役”から、数日後のことだった……。
わたしはそのとき、ダイダルストライカーズ・オルカファイターズの指揮官として活動していたの。
シードピアの全てに、大きな傷跡を残していったあの事件、その恐怖は、やっぱり人間たちの心を、大きく覆いつくしていった。
そんなある日のことだった、わたしは気分転換に基地の外(カイザーホエール外部)に出たとき……。
「……?あれは……?」
海岸の近くに誰かが倒れていたのを見つけたわたしは、すぐにその人の傍に駆け寄った。
「…っ!!!この人って、まさか…!!!」
でも、まさかそれが、ライガーシールズの“エンデュミオンの鷹”、ムウ・ラ・フラガだったなんて思いもしなかった。
しかもそのとき、全身には大きな傷を残していて、体を動かすことが難しいくらいにダメージがひどかったそうよ。
わたしはすぐに彼をそのまま基地の内部に連れて行って緊急手術をさせて、病棟エリアに安静にさせておいたわ。
彼が意識を取り戻したのは、それからさらに1週間後、身体能力が回復するまでさらに2週間を要したわ。
「フラガさん、容態はどう?」
「あぁ、どうってことはない。」
彼の怪我の回復は比較的早いものだって、メディカルチームの医者も言ってたけど、わたしにとってはちょっと意外だった。
「この調子なら、L.S.への復帰も、時間の問題ですね。」
そんなとき、わたしがそんな話題を切り出すと、フラガさんの表情が少しだけ暗くなっていた。
「あ〜、それなんだけどな……。」
「?」
すると、わたしにとって予想も付かない言葉を口にしたわ。
「俺はしばらく……、向こうには戻れない……。」
彼が何を言ったのか、わたしは一瞬では理解できなかった。
でも、数秒たったと同時に、フラガさんが言いたい言葉をようやく理解した。
「戻れないって……ライガーシールズにですか!?」
どうしてかと問いかけると、フラガさんは言ったの。
サイクロプス戦役の直前、俺はマリューに結婚の約束をしたんだが、今回の件でそれがあっさりと破られてしまった。
そんな状態でライガーシールズに戻ってきたとしても、歓迎してくれる奴がいるのかって考えてさ…。
それに、今となっちゃ俺の存在はM.I.A.扱い(事実上の戦死)と言うことになっているはずだ。
でもな、俺は決して後悔はしてないんだ。
誰よりも愛してるマリューの存在を守ることが出来たし、たとえ俺が居なくても、俺の遺志を受け継いでいる連中はいるはずだ。
「だから……しばらくは俺の存在はなかったことにしてほしいんだ……。あいつらの決意が揺るがない、今のうちに…!」
不器用ながらも、ライガーシールズのことを気遣う彼。
この優しさに、ライガーシールズたちは救われたのかもしれない。
わたしはいつしかそう考えていた。
「でも、これからどうしようと言うのですか?」
「……お前たちの大将のところに連れてってくれ。掛け合いたいことがある。」
「……なんだって?」
「…ムッシュ、何かの冗談じゃないのかしら?」
「自らB.C.F.に売り込もうだと!?」
カイザーホエールの奥深くの重要区画。
そこは、組織の創設者であり最高指揮官でもある、マイケル・サニーサイド、イザベル・ライラック(グラン・マ)、ミゼット・クローベルが控える司令室でもあった。
要求どおり、わたしは彼をこの部屋に連れてきたのだが、到着するや否や切り出してきた要求は、さすがの最高重役たちでも予想できなかった言葉だった。
「悪いが、決して冗談じゃない。俺は本気さ。このままあんたたちの世話になりっぱなしってわけにもいかないし、ライガーシールズに戻ってもどうなるかわからない。だったらむしろ、自らB.C.F.に入るだけさ。」
その言葉に、クローベル司令が釘を刺した。
「そんなことをして何の意味があると言うの?危険な目に遭うだけでなく、最悪の場合はライガーシールズの恩を仇で返すことになりかねない。」
「それでも構わねぇ。」
『!?』
ゆるぎない決意の眼差しで、ムウは三人の重役たちを見つめた。
「サイクロプス戦役を境に、俺の“ムウ・ラ・フラガ”としての存在が殺され、その歴史にも幕が下ろされた。今ここで俺が生きていたことを向こうに話しても、どんな印象を受けられるかわからない。」
「……。」
わたしは部屋の後ろの扉の前で、彼の決意を黙って聞いていた。
…いや、口出しができない状況だったのかもしれない……。
「それに、もう向こうは俺がいなくても充分に生きられる強さを手にしているはずだ。その強さを見届けるため、ムウ・ラ・フラガとしての全てを封印する!」
恨まれようが、迫害されようが、構わない。
どんな形であれ、L.S.を見守りたい。
彼の決意の言葉は、そんな思いすらも込められているかのように思えたわ。
「……いいだろう。」
『!?』
その決意を感じ取ったのであろう、クローベル司令が重い口を開いた。
「おぬしの決意はしかと見た。スピリチュアルキャリバーに協力を要請しておこう。丁度、向こうもB.C.F.の活動拠点と思しきコロニーへと向かうと言う連中もおるしな。」
「……感謝するぜ。俺の、最初で最後のわがままかもしれねぇ頼みを聞いてくれてよ。」
彼のお礼の言葉に、クローベル司令も笑顔で答える。
グラン・マとサニーサイドとしては少々気乗りがしない様子だったけど、クローベル司令の決断とフラガさんの固い意志に、了承するしかなかった。
―――パンパン!
クローベル司令が手を叩くと、わたしの後ろのドアから、一人の女性が現れた。
「お呼びですか?」
「ロンド・ミナ、彼をこれからB.C.F.のアジトへと手配する。スピリチュアルキャリバーと協力して彼をうまく忍び込ませ、向こうのチームに馴染ませるのだ。頼むぞ。」
「御意。では、準備を進めます。」
ロンドさまが下がったタイミングを見て、クローベル司令が再び口を開いた。
「では、しばしの別れだな、“エンデュミオンの鷹”よ。」
グラン・マとサニーサイドも、送辞の言葉を述べる。
「他の連中には、うまくごまかしておこう。」
「ご武運を祈るよ。」
これが、彼にとって、ダイダルストライカーズの重役たちとの、最初で最後の邂逅ともなった。
「それから数日後、スピリチュアルキャリバーたちの派遣部隊のメンバーたちと共に、彼は“ネオ・ロアノーク”としてB.C.F.に入り、以後、今までその正体を隠して行動していたの。」
衝撃を隠せなかった……。
自分たちに攻撃を仕掛けてきたB.C.F.の仮面の男が、かつての隊長だったなんて……!!!
「し、しかし、『フラガ隊長はどこかで生きている』と言ってくれるだけでも充分だったはずなのに、なぜそれすらも言ってくれなかったのだ!?」
ナタルの言葉もわかる。
確かに、場所は伝えずとも、それだけでも判るはずだった。
「……ムウさんが言ってたの。“それが、敗れた戦士のせめてものケジメだ”って…。」
―――今、話したことが全てよ。
言葉が出てこない……。
美沙が話した内容は、L.S.たちの考えを大きく凌駕する出来事だった。
あまりにも予想がつかなかった衝撃的な告白に、マリューはムウの腕の中で肩を震わせていた。
そんな彼女の心境を知ってか知らずか、ムウが口を開いた。
「まぁ、今まで黙ってたことは、俺も悪かったって思ってる。だが、あのときの負傷から生き残って帰ってきても、どんな印象を受けるか判らなかった。だから、最悪の場合、俺のことは―――。」
“忘れても良かった”―――。
そこまで言おうとしたムウの口がいきなりふさがれた。
『え!!??』
「なっ!!?」
「おいおい!?」
全員が驚くのも無理はない。
いきなりマリューがムウに口付けしてきたのだ。
周りの目もはばからない唐突且つ大胆な口付けに、さすがのムウも気が動転した。
「……バカ…!」
唇が離れた瞬間、マリューは彼の胸倉をポカポカと殴り始めた。
「…バカ、バカ、バカ!ムウのバカァッ!!!」
彼女の心の中で色んな感情が混ざってしまったのか、マリューはさらに泣きぬれてしまった。
「どうして、そんなことを言うの…!?そんなの、わたしは…、ちっとも嬉しくない…っ…!」
「マリュー…。」
戸惑っているムウを余所に、マリューはさらに言葉をぶつけた。
「“忘れてもいい”なんて言葉、聴きたくない…っ…!わたしは…誰よりもあなたのことを愛しているのよ……!あなたのことを忘れるなんて……死ぬことよりも苦しい…っ…!」
「…!」
純粋な彼女の告白に、胸を打たれたムウ。
自分を心から愛し、自分にとっての支えとして必要としている。
どうやら、自分は彼女のホントの気持ちと言うのを考えていなかったようだ。
いや、上辺の物事だけで彼女の気持ちを勝手に決め付けていたのかもしれなかった……。
「だから、お願い…っ…!“忘れる”なんて言葉はやめて…!もう、離れないで……!」
マリューは、必死ですがりつくかのように、ムウの体を強く抱きしめた。
「……マリュー。」
優しく、でもはっきりと彼女の名を口にしたムウは、彼女の視線を自分に向けさせ、僅かな距離をつくった。
「…今まで、ごめんな。勝手にお前の気持ちを決め付けてしまって…。」
「……ムウ…。」
悲しげな笑顔を一瞬浮かべて、すぐに表情を引き締めた。
「はっきりと決めた。お前がそれを望んでいるなら、俺はもうどこにも行かない。この戦いを終わらせて、一緒にシードピアに帰ろう。」
―――そして………結婚しよう、マリュー。
その言葉と共に、彼はマリューの左手を取り、左手の薬指に銀色のシルバーリングをはめた。
「……!!!!」
突然のプロポーズと、いつのまにか取り出したエンゲージリング。
周囲が困惑する中、マリューだけは、彼のプロポーズの言葉を待ち望んでいたのかもしれない。
「…はい…っ、…喜んで…っ…!」
再び彼に抱きついた。
そして、数秒ほど経って、どこからか拍手が聞こえてきた。
徐々にその音が大きくなり、やがて周囲に鳴り響く喝采ともなっていった。
その様子を影で見守っていた人物。
「全くもう、フラガさんってば。」
「リルル?」
傍らに青色の小さなねずみのような動物を従える女性。
ライガーシールズの敏腕プロデューサー・中川空だ。
彼女も、サイクロプス戦役のことは耳にしており、フラガのM.I.A.を聞いた際には、力を貸せなかった自分を悔やみ、数日間修行に実が入らない時期があった。
「あたしやマリューさんたちを泣かせた代償は、高くつくんだからね!」
彼が帰ってきたことに感激したのか、彼女の目じりには涙のしずくが。
いずれは2人の結婚式、キラとラクスのと合同でやるべきかしら。
内心でそう考えつつ、マリューとムウの幸せの再来を祝福するのであった。
――――ピカーン。
「?」
ふと突然、彼女のベルトについているカードホルダーが光を発した。
カバーが勝手に開くと、突然中から3枚のカードが飛び出してきた。
「おっと!?」
条件反射でカードをキャッチすると、その3枚は以下の通りに書かれていた。
・POSSESSION DRIVE / SAILOR MOON
・UNISON DRIVE / SILVER MOON CRYSTAL
・FINAL ATTACK DRIVE / SAILOR MOON
「…こんなカード、あったかしら……?」
--Following SEEDPIA CRISIS Chapter 4…--
--シードピアクライシス第4章につづく…--
☆あとがき
「ネオ(ムウ)さんマリューさんと鉢合わせしているけど、ばれていないの?」
「マリュー&ナタルさん、美沙さんとまだ会っていないの?」
上記のアキッキーさんからの指摘を受け、急遽執筆した85話の緊急補完小説でございます。
今回はこの2つの項目を一気に消化させようと書いたのですけど、いかがでしたでしょうか?
いやはや、『指摘を受ける前にさっさとそれ書かんかい!!』と突っ込まれる方もいらっしゃるかと思いますが…。
全く以って申し訳ないです。
まだ他に3つほど、項目が残っておりますので、ソレの補完も時間を見つけて書き上げればいいなと思っております。
それにしても、終盤に登場した中川空さんが手に入れたカード、あれってまさか…!?
追伸:今回の補完、イメージ曲には「I wanna Go To A Place…(Rie fu)」をおすすめします。(笑)