Starlight Destiny





生きているとき、時々、誰もがこう思うかもしれない……。

なぜ、人は死んでゆくのだろうか……。

僕らは、何のために生きているのか……と。


赤道直下、太平洋に浮かぶ島国・オーブ連合首長国。

その近郊のとある島でひっそりと暮らす、一組の男女。

シン・アスカとステラ・ルーシェ。

コーディネイターとナチュラルと言う、異なる人種。

その高い壁を越えて結ばれた二人。

今、二人は、自分たちにとってこの上ない幸せの中に居た。

お互いに愛し合う存在さえいれば、他には何もいらない。

そう思う日さえ、時々あった。


「おひさま…まぶしい…。」

ベランダに出るなり、ステラは強い日差しに眼を細めた。

大好きなシンと一緒に暮らし始めて、もうすぐ1年。

家事もすっかりなれていた。

「外に出るにはピッタリだな。」

「うんっ!………?」

シンの言葉にうなずいたステラは、ふり向いて彼を見るなり、一瞬で疑問符が頭に出てきた。

机の上には、多くの花と、見慣れない道具が幾つか置かれてあった。

「……どこか、いくの?」

「…死んだ人たちの、墓参りに…な…。」

墓参り――――――。

その言葉を聞いたステラは、瞬時に理解した。

“彼ら”のもとへと向かうと言うことに……。

「あれから1年が経つんだ。スティングもアウルも、ステラに会いたがっているんじゃないか?」

「…うん……そう、だよね…。」

ぎこちない微笑を浮かべたステラ。

シンは分かっていた。

彼女の心は、とても痛んでいるということを。

戦時中、ステラとともに兄弟同然のように育ってきた二人の少年。

“知らず知らずのうちに二人は天国へと旅立ってしまった。”

その事実を知ったのは、今から丁度一年前。

シンがステラにプロポーズした、思い出の日でもあった。

おそらく、彼女が抱える傷跡は、当分の間は消えることはないかもしれない。

特に、この夏の時期には、それが癒える時間はかなりかかるだろう。

そう考えると、シンも胸が少し苦しくなってくるのだった……。




地球連合、ザフト、オーブに関わらず、戦争で儚い命を落とした者たちが眠る、“戦死者墓地”。

そこには、ステラの兄弟分であり、仲間でもあった二人の青年の眠る場所でもあった。

静かな風とさざ波が、眠る人たちの子守唄となって、墓地周辺に響いていた……。

温かく、時には悲しく、寂しく歌っているかのように………。

シンとステラは、その中にある二つのお墓に、花束を添えた。


―――Sting Oakley

―――Auel Neider

………とは言っても、そこには名前が彫られてある大きな石があるだけ…。

そこに、二人の遺体が眠っているなんてことは……なかった。

「…ねえ、シン…。どうして、人は死んじゃうの……?」

瞳を閉じ、合掌し、拝んでいたとき、不意に聞かれた少女の言葉。

シンは閉じていた眼を開けてステラを見ると、彼女の瞳は涙に濡れていた。

そればかりか、今にも号泣しそうな雰囲気も少しあった。

「……ごめん…ステラ…。」

愛しき彼女の泣き顔が見たくなかったのか、シンは不意にステラから目線をずらして、呟くようにそう言った。

「…その質問には、俺も答えることが出来ない…。」

彼とて、何度もそう思うことはある。

特に、家族を失った直後の光景は幾度なくフラッシュバックされる。

そのたびに、胸が苦しくなると同時に、そう考えることが度々あったのだから。

でも、未だに答えは見つかっていない………。

「…でも、俺たち人間は…いつまでも生き続けられるってものじゃないんだ………。」

瞳を揺らしながら、ステラはシンの言葉を聞いた。

「…いつまでも…生きられない……?」

「…うん……、人はいつの日か、“さよなら”を言わなきゃいけない日だって、必ず来るんだ……。」

―――それは……しかたがないんだ……。

その言葉を、重々しく口にした瞬間、少女の涙は溢れかえってしまった。

耐え切れず、ステラはシンに抱きつき、自分の顔を彼の胸に押し付けた。

「…なんで…なんでなの?…なんで、しかたのないことなの…っ…!!…どうしてぇっ…!!」

泣き叫ぶ彼女の体を、シンは優しく抱きしめてあげるくらいしか出来なかった……。

ああ……泣かせたくなんてなかったのに…。

また俺は、大事な人を泣かせてしまった……。

そう思いつつも、やっぱりどうにも自分でも納得がいかなかった。

どうして人の命には限りがあるのだろうか……。

シン自身にも、その答えは見出せていなかった………。


どのくらいそうしていただろうか………。

ようやく落ち着いたステラは、シンから少しばかり距離を置いた。

まだ少し涙が残っているのが見えたシンは、そっと彼女の涙を拭ってあげた。

「…ごめんね…シン……。」

「ううん、気にしないで。」


「あの〜……すいません…。」


不意に聞こえた、少々訛りのある言葉。

その方向を向くと、車椅子に乗った一人の少女が居た。

ブラウンカラーのショートヘアで、一箇所だけリボンを巻いている。

服装は、薄手の薄ピンク色のシャツと濃い茶色のズボン。

そして、首から下げているのは、金色に輝く、不思議な十字架のペンダント。

外見の様子からして、おそらく年齢は10代前半くらい、自分たちよりは少し年下とも思える。

「この辺で、“マルキオさん”言う男の人が居るって聞いたんですけど、知りまへんか?」

日本で言う関西弁の言葉を口にする少女。

聞き慣れない口調に、二人は多少戸惑ったが、会おうとしている目的の人物の名を聞き、二人はその直後に反応を示した。

「シン、マルキオさんって…。」

「あぁ。多分、マルキオ導師のことかも知れないな。」

確認の意味も含めて、二人は車椅子の少女に歩み寄った。

「それって、“マルキオ導師”のことかい?」

「はい、そうです。実は、こんなのもろてあるんです。」

そう言って少女が懐から取り出したもの。

それは一通の手紙。

その内容は、マルキオ導師への紹介状だった。



――――突然のお便り、失礼します。
実は今回、折り入ってマルキオさまにお願いを差し上げたく思い、ここにその内容を記します。
単刀直入で申し上げますと、今回、そちらに送りましたその少女・八神はやてをそちらで引き取ってはもらえないでしょうか……?
彼女は、原因不明の足の麻痺を患っており、見てお解りの通り、現在は車椅子での生活を余儀なくされております。
さらに、彼女の両親は、本人がまだ物心着く前から他界されており、天涯孤独の存在となっております。
親戚も居らず、引き取り先すらまだ定まっていない状況です。
それに、友達すら一人も居ないと言う、とても寂しい生活を送っております。
そこで、今回マルキオさまにこの子を引き取ってはくれないかと思い、ここに簡潔ではありますが、“紹介状”と言う形で送らせていただきました。
唐突なお願いだとは承知しておりますが、マルキオさま、どうかこの子をお願いします。



シンとステラはこの手紙を見た後、すぐさまその少女・はやてをマルキオ導師のいる礼拝堂へと連れてきた。

盲目ゆえ、文字が読めない彼に代わって、シンははやてが持ってきた紹介状を読み上げた。

事態を把握したマルキオ導師は、しばし考えた後…………………。

「いいでしょう。新しい“家族”が増えるのは、あの子達にとっては嬉しいことですしね。引き取りましょう。」

その決断を聞いたシンとステラは微笑を浮かべた。

そして、はやてもまた。

「ありがとうございます!」


マルキオ導師の計らいによって、はやてはシンたちの家で暮らすことになった。

“家族を失った天涯孤独の存在”。

その繋がりを持つ意味では、シンとステラも“同類”であるが故、どこかしら安心感もあった。

帰り道、はやてを自分たちの家に案内しているときのこと。

「そう言えば……。」

何かを思い出したかのような口調になったはやて。

「二人とも、名前は何て言うんや?」

その言葉を聞き、眼を合わせたシンとステラ。

そう言えば、初対面から名前を名乗っていなかったのに、今の今まで全然気付かなかった……。

「俺は、シン。シン・アスカ。」

「ステラ…。ステラ・ルーシェ。」

「シンくんと、ステラちゃんやね。あたしははやて。八神はやてや。よろしゅうな。」

少女の笑顔に、二人は心からの微笑を浮かべた。

心が和むような優しい雰囲気に包まれたまま、3人は家にたどり着いた。

「はやて、俺たちの家にようこそ。」

「あがって。」

「はい、お邪魔します☆」




一つ屋根の下で暮らす人が増えたこともあったのか、家は少し賑やかになった。

その日の夜、3人は海が見える庭から夏の星空を眺めていた。

「……シンくん、…ステラちゃん…。」

穏やかな沈黙を、不意に破ってきたはやての声。

「もしかしてって思うんやけど……。」

はやては、遠慮しがちに、二人に問いかけた。


「二人とも、何か悩んでいること、ないかな…?」


少女の言葉に、二人の瞳が少し揺れた。

眼を少し見開いて、その視線をはやてに向けた。

「どうしたんだよ、急に……。」

「さっき、あのお墓の前であったとき、二人とも……何や寂しい感じがしたんや…。ひょっとしたら、前に悲しいことがあったのかも知れないって思うてな……。」

ゆっくりと紡がれた少女の言葉。

自分やステラより年は低いのに、口にした言葉は胸に響くものがあった……。

でも、口にしたくはなかった。

きっと、自分たちが経験したことを言っても、理解はしてくれないかも知れない…。

「もちろん、辛いことを無闇に聞こうとも思うてへん。でも、そう言うのをいつまでも溜め込んでもあかん。少しでも話してくれれば、楽になるんやないかな……。」

自分たちの心の気持ちを摘み取ったかのような少女の言葉。

心に広がる闇を照らしてくれる、一つの光のようにも思えた。

シンは、今までの罪を懺悔するかのように、自分とステラが経験した戦争、死したかけがえのない存在、その全てを告白した…。



「そっか……二人もあたしと、同じなんやな……。」

親しい家族や仲間たちがいないという繋がりを知ったはやての声は、少し暗かった。

「……でも、“思い出が残っている”なら、それでええやないの。」

意表をつかれた言葉に、シンとステラは驚きを隠せなかった。

「あたしの場合は、“お父さんとお母さんがどんな人だったか”って言う記憶がない。物心ついたときから独りやった。それに、友達も全然おらへん、寂しい状態や。」

一区切りおき、はやてはさらに言葉を続けた。

「でも、二人はあたしとはちゃう。“家族”や“仲間”、“友達”の記憶が残っとる。それだけでも充分や。まして、死んでもうた人たちの思い出があるならなおさらや。」

「………どうして?」

幼げが残る少女の疑問。

はやては、自分の右手をステラの頬に添えた。

「死んでもうた人たちはな、その人たちのことを覚えている人の“記憶の中”でしか生きることが出来へん。彼らを忘れてもうたら、その人たちは、とても悲しいと思う。
ステラちゃんの仲間の、スティングくんとアウルくんだって、同じやないんかな…?」

はやての言葉に、ステラはハッとした。

戦争のときの自分たちは“ゆりかご”によって、戦い以外の記憶を消されていた。

楽しい思い出も、悲しい思い出も、全部奪われていた……。

もし、自分がまだ“エクステンデッド”であり、スティングとアウルの記憶を全部消されるようなことがあるとしたら……。

そして、その消される記憶の中に、今、自分の傍らに居る、誰よりも大好きな“シン”のことが含まれているとしたら………!

そう考えると、ステラは怖くなった。

自分の体をかき抱いて、震え始めた少女。

「…ぃゃ…忘れたくなぃ…っ……!」

ステラの瞳から涙が溢れ、頬をぬらした。

はやては、すべてを察知してたのか、添えていた手を引いた。

「スティングとアウルのことも……大好きな、シンのことも…全部…っ…、忘れ、ちゃうの…は……イヤだよぉっ……!!」

耐え切れず、ステラは泣き出した。

愛する彼女の涙を見て、自分も何かを思い出したのだろうか、シンはステラの傍らに寄り添い、華奢な体を抱きしめた。

「俺も…っ…、ステラと同じだ…っ…。父さんも、母さんも、マユもそうだけど…っ……、だけど…っ、
今のステラとの思い出も…、全部、忘れたくないよ…っ…。」

心なしか、シンの体も震えていた。

この腕の中の存在が、自分の心にある記憶ごと全部消えてしまったら……!

あぁ……そう考えると、もう、涙も止まらなくなりそうだ……!

たまらず、抱きしめる腕の力を強めた。

「もしも…っ……もしも、ステラが、俺との思い出を、全部、失くしてしまったら……俺は…っ……おれはぁっ…!!」

「…う…ぅうっ…、…シン…っ…ッ……!」

強く、離れないように抱きしめあっている二人を見て、はやてはもらい泣きをしそうになったが、ここで自分も泣くわけにはいくまいと思った。

せめて、これだけは受け止めてあげようと思った彼女は、「シンくん、ステラちゃん。」と呼んだ。

二人は涙目の視線を向けると、車椅子の少女は自分たちとの距離をつめ、おもむろに両手を広げて構えていた。

「泣きたかったら、思い切り泣けばええ。今、見ているのはあたしだけや。だから………。」


――――おいで、お兄ちゃん、お姉ちゃん…。


二人の心の奥に、これ以上ないくらいに沁み込んだ、はやての言葉。

シンとステラはもう、こみ上げてくる感情に耐えられなかった。

二人はそのままはやての腕の中に飛び込み、ステラは感情が爆発したかのように号泣し、シンもまた赤ん坊のように声を上げて泣いた。

はやては、そんな“兄”と“姉”の体を優しく抱きしめ、泣き止むまで待ってあげた。

――――やっぱり、優しいな。ウチのお兄ちゃんとお姉ちゃんは…。

そう思いつつ、新しい家族を得たはやては、宝物である“思い出”をこれからたくさん作っていくと同時に、“優しい兄と姉”を護っていきたいと願っていた。



「落ち着いた……?」

どれくらい泣いていたのだろうか、しばらくして二人は落ち着きを取り戻した。

「…っ…うん……。」

「…ごめん、みっともないところ見せちゃって……。」

「ええよ。気にせんといて。」

はやては二人の背に回していた手を開放した。

「そう言えば、二人とも言うてたな、“どうして人は死んでまうのか”って。………あたし、何か解った気がするんや。」

シンとステラは、はやてとしての答えを聞いた。


確かにあたしたち人間には、限りある命しかない。

その限られた時間の中でしか、生きることは出来へん。

それは、どんなことがあっても逆らうことの出来んものとして、受け止めるしかないんやないかと思う。

場合によっては、気まぐれな神様の悪戯か何かで、その生きられる時間を縮められることもあるかも分からへん。

………でも、たとえそんな運命が待っていたとして、何もせずに後悔するんやったら、何かをやった方がええんとちゃうか…?

自分のやりたい事、やってみたいこと、叶えたい夢……何でもええ、自分が出来そうなことをやってみるんや…!

だけど、あせることはない。

ゆっくり、少しずつ、自分の中で出来る限りのことをやってけばええんや。

あたしたちの人生は一度きりしかないんやから……な。

『一生に一度きりの人生の中で、忘れられないほどの最高の思い出をたくさん見つけること。』

二人が言っていた、“どうして人は死んでまうのか”って言うのを、“どうして『自分たちは生きてるのか』”って言う質問に言い換えてみれば、
それが一種の答えになるんやないかって、あたしは思う。


使える限りの言葉を出し尽くして、一字一句間違えることなく紡ぎだした、少女の言葉。

その一つ一つが、二人の胸の中に沁み込んでいった。

「じゃあ…、ステラは、スティングとアウルの分まで、生きていけばいいんだね…?」

「せやな。それに、ステラちゃんが頑張って生きている姿を、その二人が見とったら、きっと彼らにとってのこれ以上ない、
ステラちゃんからの“贈り物”になるかも知れへん。」

「うん…うん…っ…、ステラ、がんばって生きる!」

ステラは、二人のことを何度も思うたびに、スティングとアウルのところに逝きたいと思うこともあった。

けど、それは間違っていた。

それに、自分が今、死んでしまったら、ずっと傍で愛してくれるシンが泣いてしまう。

だから……今は愛する人と生きよう…!

微笑んだ彼女のワインレッドの瞳からは、悲しみでも寂しさでもない、温かな涙が流れた。

そんな彼女を後ろからそっと抱きしめた、大きく力強い腕。

「シン…。」

愛する人の名を呼ばれたシンも、はやての言葉を噛み締め、言葉を紡いだ。

「俺も、父さんと母さん、マユの分まで、たくさん生きる…!それが、みんなに出来るせめてもの、プレゼントだから……!」

家族を失った悲しみを、怒りの力に変えて刃を振るったシン。

だが、戦友たちの声によって、自分が走った道が間違いだと言うことを教えられた。

それによって、今こうして、自分が願っていた世界で生きている。

たとえ今の流れが、ほんの束の間だとしても……。

だから、自分もまた、腕の中の温かい存在を守るために生きよう。

「だから……。」

シンは、ゆっくりとステラの体を自分に向けさせた。

「これからもずっと、俺のこと、大好きで、いてくれるか…?ステラ…。」

彼の質問に対し、ステラが拒否する理由は、ひとかけらもなかった。

ステラは、シンの体をギュッと抱きしめた。

「うんっ。だって、ステラが大好きなのは…シンだけだから…!」

「…ありがとうっ、ステラ…!」

抱擁しあう二人の微笑ましい姿を見て、はやても笑みを浮かべた。

その視線には、その二人以外の人影が映っていた。

それは“はやてだけにしか見えない者”だった。

スカイブルーのショートヘアと瞳を持つ少年と、黄緑がかった髪と金色の瞳を持った青年。

紫がかった瞳とセミロングのブラウンヘアを持った少女と、それを取り巻く人物であろう一組の夫婦。

“彼ら”がシンとステラの周りに立っているのが、はやての目に映った。

きっと、もう悔いは残っていないだろうことを感じたはやては、“彼ら”に話しかけた。

《みんな、もうええか……?》

彼女の言葉に、彼らはうなずいた。

返事を受け取ったはやては、自らの“力”を開放した。

彼らは光の粒子となり、はやての手の中に集められ、一つの球体を創り上げた。

はやてはそれを空にかざすと、光の球は空高くゆっくりと舞い上がり、見えなくなるくらい小さくなると、飛び散った。

《ほなな、ゆっくり、おやすみ……。》

「……どうしたの…?」

不意に問いかけられたステラの声。

はやては何事もなかったように、輝く星空を見上げながら答えた。

「いや…ステラちゃんとシンくんの友達や家族が、空の上から見守ってくれてたらなって思うてただけや…。」


空に瞬く星たち。

力強く煌いている彼らのその輝きは、この地球(ほし)に住む人々の命の輝きと同じなのか、あるいは、空へと旅立った人たちのメッセージなのも知れない………。



--End--




☆あとがき
とうとう手を出してしまいました………。
短編コラボレーション小説最新作は「ガンダムSEED」シリーズのシン×ステラと「リリカルなのは」シリーズの八神はやてとのコラボと言う、
またしても異色の組み合わせとなってしまいました!!
ちなみに、今回のイメージソングはSOUL'd OUTの「Starlight Destiny」でございます☆
テーマ性としてもデータ容量としてもやや重めの作品かと思いますが、楽しんで頂ければ幸いです。
(本編文章だけでもデータ容量合計18.5kbだったりします(苦笑))





inserted by FC2 system