〜波乱と混乱のネットゲーム世界へ……〜



西暦20XX年――――。







科学とコンピューターテクノロジー、そしてビジュアルの驚異的な発達によって急速に発展したゲーム業界において、
一つの悲しい事件が起こった。



その中心となったのが、『S.A.O.』『the World』―――。



いずれも、自分自身がゲームプレーヤーとなってサイバー世界に入り込み、
ネットワークを通じてあらゆる人々と交流を交わし、難関ダンジョンに挑んでいくと言う、話題のネットゲームであった……。





「これは、ゲームであっても遊びではない」
“S.A.O.の創造主にしてゲームマスター”:茅場晶彦(ヒースクリフ)





しかしその後、ネットゲームの世界からリアルの世界に戻れない“未帰還者”を多数報告される事件が勃発。

それを境に膨大していったトラブルは、全世界のネットワークサーバー全土を巻き込んだ一大事件へと発展、
大きな混乱を招いた。





「もはや、これしか方法がないのか…!」
“『the World』の礎を作った者”:ハロルド・ヒューイック





だが、その危機的状況の中、全てのネット世界と多くのユーザーを助け出すため、
そして、命がけのデスゲームを乗り越えるため、2大ゲームのプレーヤー4人が立ち上がった―――。



愛を育み“結婚”までに発展した、S.A.O.の剣士たちと―――。



互いに信頼を寄せ合い戦い抜いた、「ドットハッカーズ」と呼ばれた戦士たち。



ゲームの枠を超えて手を組んだ4人は、苦心の末に元凶のメインサーバーへ進入、諸悪の根源を見事に討ち果たした。

結果、数千人という多くのユーザーが未帰還者のまま死亡してしまう悲劇を招いたものの、事件は一応の解決を見てひと段落。

その中心となった4人のプレーヤーは、“伝説の勇者”あるいは“完全制覇者(クリアプレーヤー)”としてたたえられた。



尚、元凶とされた2大ゲームの運営会社は、今回の事件の責任を問われたものの、事実を頑なに否定した。

しかし、この影響で急激に衰退し、両ゲームは運営の停止に追い込まれた……。



















それから数年後……。



業界で新風を巻き起こした、体感型のシミュレーションゲーム“BRAVE DUEL”が頭角を現した、ネットゲーム新時代――――。









「にゃはは☆とても強いねぇ!」
“白き星光の魔法使い”:高町なのは

「あたしたちだって負けてらんないわよ!」
“炎熱の魔導剣士”:アリサ・バニングス

「二人とも、深追いは禁物だよ!」
“氷を操るチームの頭脳”:月村すずか

「ここはわたしに任せて!」
“雷電をまとう切り込み隊長”:フェイト・テスタロッサ

「お姉ちゃんも張り切っちゃうよ☆」
“年上気取りのムードメーカー”:アリシア・テスタロッサ





しかし、平穏を打ち破る想定外の緊急事態が――――!!!!????





「博士!ディアーチェ!大変です!“BRAVE DUEL”サーバーに正体不明のウィルスが!!!」
“紫天の盟主”:ユーリ・エーベルバイン

「これは……ただのウィルスではないぞ!?」
“『世界』を作った天才科学者”:グランツ・フローリアン

「見覚えのないデータが……紛れ込んだだと!?」
“闇を統べるトッププレーヤー”:ディアーチェ・K・クローディア





その乱入者は、そのときのメンバーたちにとって、全く予期していなかった、招かれざる者だった―――。





「これはまさか……“あのゲーム”の亡霊か…!?」
“『世界征服』を夢見る科学者”:ジェイル・スカリエッティ





『忘れ去られた世界』と成り果てた2大サーバー。

その亡霊たちの登場は、何を意味するのか、誰も知る由もない…。





「どこのハッカーが仕掛けたもんか知らへんが、おいたが過ぎる子にはおしおきやで!!」
“夜天の盟主”:八神はやて





だが、その謎の事件を期に、さらなる事件へと発展しようとしていた…!





「いかにネット世界の問題とはいえ、これは確かに常軌を逸しているな…。」
“特務機関・森羅の切り札”:有栖零児

「これは、あの“ネットワーククライシス”の再来やも知れぬぞ!!!」
“オタク要素満載の妖狐”:シャオムゥ

「超常的な事態とあれば、あたしたちの出番ね、これは。」
“一癖強い森羅の博士”:裏嶋千鶴





その怒りは、現実と虚構を超えて新たな力となる……!!!





「我らの顔に泥を塗った恨みを、今こそこの世界で晴らしてくれる…!!!」
復讐を誓う狂気の科学者:須郷伸之





『ねぇ、僕らのおうちはどこなの…!?』

『お父さぁん!お母さぁん!!!』





「その苦しみ、私たちが力に替えてあげるわ……!!!」
“暗躍するネット世界の黒き魔女:マジェコンヌ”

「この世界は今度こそ、我らが支配するのだ…!!!」
ネット世界征服を企む新たな魔王:ネオカーンデジファー





そのネット世界の異変に感づき、史上最大の危機に立ち向かう戦士たち―――。





『熱斗くん、僕たちも彼らに力を貸してあげよう!』
「おう、ネットバトラーとしての実力を見せてやるぜ!!」
“一心同体のネットファイター”:光熱斗&ロックマンエグゼ

『武史、今こそ力をあわせるときだ!!』
「あぁ……、僕にも、みんなを守れる資格があるなら…!!!」
“正義のために新生するハイパーエージェント”:藤堂武史&グリッドマンシグマ

『バディ、我々も彼らを手助けできるようにしようではないか!』
「絶対にあいつらに負けねぇ!オレだって根性見せてやるよ!!!」
“明日のリアルを進み続けるエージェント”:網島ケイタ&フォンブレイバー7

「これはただのバグじゃないわね…!気を引き締めなきゃ!」
“ネット世界の調停者”:コレクター・ユイ

「バーチャソウルの力を借りるしかない…!」
“格闘家の魂を受け継ぐ者”:セイ





そして―――、再び立ち上がる伝説の勇者―――!!!!





「仮想世界だからこそ、守らなきゃいけないものがある!!」
“最速を行く黒の剣士”:キリト(桐ヶ谷和人)

「守らなきゃいけないのは、私のほうだもん。」
“麗しの美少女剣士”:アスナ(結城明日奈)



「僕らも一緒に行こう!」
“薄明の腕輪を守る蒼炎の双剣士”:カイト

「お姉さんに任せなさい!」
“猪突猛進の重剣士”:ブラックローズ



さらに、次元の壁を越えて導かれた英雄(ヒーロー)たちも―――!?



「なるほど、大体分かった…。」
「とりあえず、あいつらを片付けようか。」
世界の破壊者と世界の終焉者:仮面ライダーディケイド&仮面ライダーディエンド



「行くぜ、相棒。」
「久しぶりだな…ゾクゾクするねぇ。」
二人で一人の名探偵:仮面ライダーW



『私は信じられないな、目の前で起こっていることが。』
「まぁ、仕方がないさ。これも仮面ライダーの宿命さ!」
その男、刑事にしてスーパーヒーロー:仮面ライダードライブ



「俺たちは不完全だから人間なんだ!」
「人間は、バックアップがなくても――!」
「思いを伝え合えば繋がっていけるんだから!!」
亜空間を越えて戦う五色の勇者:特命戦隊ゴーバスターズ



「俺たちもみんなに力を貸してあげよう!」
『あぁ、人間たちの明日を信じるために!』
信じあう心を交差させる白銀の戦士:ウルトラマンX





導かれる先は、サイバー世界の深淵……、地図さえも記されないその場所へ…





「へぇ…、よくここまでたどり着いたねぇ…。」
“電脳世界の流浪の旅人”:ネプテューヌ

「こんなところで俺は負けない…!夢の力、おまえにくれてやる!!!」
“義理人情厚い妄想ファイター”:天王星うずめ





異なるネット世界の勇者たちが手を結ぶとき、かつてない脅威が現れる―――!!!???









『Cyber Crisis Zone』
〜Share the our World〜




君と一緒なら、強くなれる…!







<参戦作品>

『魔法少女リリカルなのは INNOCENT』
『ソード・アート・オンライン』シリーズ
『.hack』シリーズ
『Project X Zone』シリーズ
『超次元ゲイム ネプテューヌ』シリーズ
『コレクター・ユイ』
『バーチャファイター サイバージェネレーション -ジャッジメントシックスの野望-』
『ロックマンエグゼ』シリーズ
『電光超人グリッドマン』
『ケータイ捜査官7』



<ゲスト参戦>

『仮面ライダーディケイド』
『仮面ライダーW』
『特命戦隊ゴーバスターズ』
『仮面ライダードライブ』
『ウルトラマンX』





<あとがき>

あははは…、とうとうやっちゃいました、ウソ予告シリーズ
完全にモリビト28号さんの影響を受けまくりなんですけど…。(笑)
それに気がつけば『シードピア』並にかなり壮大になっちゃいました…。(苦笑)
ちなみに、これ『相対性VISION』を聴いていたときに思いついたものだったりしていて、僕の中でのイメージBGMがそれだったりしています(笑)。








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