〜絶望の中の僅かな希望を求めて……〜
その日、突如として世界は、死霊がはびこる地獄と化した…。
事の発端は、某国の科学者が極秘裏で開発したウイルス兵器・“フォーミュラX”の完成と、
その薬を使った国家機密計画“Un-Dead-Soldier”=“U.D.S.”の発足。
目的は、死した人間をゾンビとして蘇らせ、それを軍事転用し、生体兵器として活用することだった。
しかし、計画は実用目前で大きな問題を起こして暗礁に乗り上げ、
そればかりか、フォーミュラXは何者かによって強奪、プロジェクトの関係者全てが惨殺され、計画は自然消滅した…。
同じ頃、アメリカの製薬会社・アンブレラが“t-ウィルス”を開発、その実験が極秘裏で進行された。
もちろん、それを用いた生体兵器の開発が主目的であった。
ところが、完成から間もなくしてそのt-ウィルスが何者かによって盗まれ、その一部を用いたバイオハザードが発生。
結果、アンブレラの関係者のみならず、その本社があった“ラクーンシティ”全域が地獄と化し、
アメリカ大統領の決議によって、核ミサイルを用いた“滅菌作戦”を実行、街は地図から消えた…。
だが、いずれの事件においても、“ウィルス兵器”を盗み出した犯人が特定できず、
誰が、なぜ、何のために盗んだのかすらも明らかに出来ず、事件はやがて迷宮入りとなってしまった……。
そして、誰もが忘れかけた頃に、恐怖がやってくる……!!!
「こんなの、ウソ…!嘘よ…!!」
「でも……本当のことなんだぁ!!!!」
絶望にあがいて戦う二人の高校生:小室 孝&宮本 麗
「君たちは……死ぬのが怖くないのか?」
死の淵をその眼で見た内務省のエージェント:毒島力也
未知の病として蔓延し、パンデミックパニックが全土に広がった日本―――。
「世界全土でゾンビの大群だって!?」
「ここまで問題が広がってしまうなんて…!」
“ラクーンシティ”の生き証人:クリス・レッドフィールド&ジル・バレンタイン
「これは大きなスクープだ!一枚撮らせてもらうよ!」
命を賭けるフリージャーナリスト:フランク・ウェスト
t-ウィルスの蔓延が徐々に広がり、恐怖の連鎖が止まらないアメリカ―――。
「希望は捨てちゃいけない。準備はいいか!?」
「えぇ、こんなところで負けてられないわ!」
眼に見えぬ可能性を信じて前を向くAMSエージェント:G&ケイト・グリーン
フォーミュラXの感染力拡大によって壊滅的被害を被ったヨーロッパ。
感染力は拡大を続け、全世界の国家中枢は大ダメージを受け、国連も壊滅的打撃を被り、秩序も成さない……。
そんな中でも、生きるための希望を捨てることなく、自分を信じて戦うものたち…。
対するは、その感染力を味方に付けた、超人的モンスター……!!
「久しぶりだな、諸君。このときを待ちわびていたぞ…!!!」
AMSに復讐の炎を燃やす因縁のライバル:MAGICIAN
戦いの果てに、待つものは………。
望観黙示録
『The World of the Dead』
<参戦作品>
『学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD』
『バイオハザード』シリーズ
『THE HOUSE OF THE DEAD』シリーズ
『ゾンビリベンジ』
『デッドライジング』
<あとがき>
ウソ予告第3弾はゾンビ繋がりネタです。
結構シリアス展開が多すぎる陣営ばかりがそろったようです。
おそらく、『思いつくようで思いつかない』と言う類に入るのではないでしょうか。